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恐怖心を煽るようでアレなんですが、、、
スキューバダイビングをする人であれば、減圧症は常識&避けて通れない内容ですが、ことスキンダイビングに関しては、あんまり関係ない話かもしれません。
というのも、減圧症とは潜水中に空気を吸うこと(代表的なのはスキューバダイビングですがそれ以外にもあります。しかしここでは割愛します)に関係しているからです。
僕は素潜りなので減圧症には罹らない(はず)ですが、潜水士の受験に向けて勉強していた時、きちんと理解しておかなければならない話だと思い、あえて取り上げたいと思います。
減圧症は以前は潜水病とか潜函病とか呼ばれてて、水面に浮上したのち手足関節部が痛んだり息が詰まったりといった症状があらわれたりします。
原因は「窒素」です(ほとんどの場合)。
普段の生活でも窒素は空気中にかなりの比率(約78%)で存在し、また身体にも物理的に溶け込んでいます。潜水すると水深に応じて呼吸する空気圧が高くなり、そのため窒素分圧も上昇します。窒素は地上と同様、体内に吸収され組織に溶け込んでいきます。この状態は組織中の窒素分圧が外気の窒素分圧と平衡し、かつ溶解窒素が飽和するまで続きます。
浮上すると、物理的には減圧されたことになり、呼吸する空気の窒素分圧が低下するので、組織に溶け込んだ窒素は体外へ排出されます。この状態は体内外の窒素分圧が等しくなるまで続きます。
ここまでは通常状態(皆同様に起こります)ですが、減圧症に罹るのはその減圧速度、つまり浮上する際の速度が急速かつ過大であると発生します。
どういうことかというと、組織内に溶け込んでいる窒素の排出が浮上速度が速いため、それに追従できず体内において過飽和状態となり、さらに進むと窒素が遊離して気泡を作るようになります。これら生成された気泡は血液中に生じれば、血液の流れを阻害します。また血管外に生成された気泡の場合は組織の変形や圧迫を招きます。
これら窒素の気泡が体のあちこちで発生すると、種々の生体反応として現れます。
減圧症は大別して4つのタイプ(症状)があります。
一つ目は皮膚型と呼ばれるもので、体が痒くなったりあせものような小さな突起ができたりすることもあります。
二つ目はは運動器型と呼ばれるもので、通常ベンズと呼ばれています。四肢の関節部や骨、筋肉などに重苦しい感じで始まり、症状が重いと我慢できない痛みに変わっていきます。これら運動器型を発症する場所は、潜水中に最も力を使い、かつよく動かした部位(関節など)に多く見られます。
三つ目は呼吸循環型と呼ばれるもので、一般にはチョークスといって、息が詰まる感じが特徴的です。喉が乾き、呼吸が速くなり肋骨の内側に沿った痛みのため深呼吸ができなくなり、咳き込んだりもします。
最後に中枢神経型と呼ばれるもので、脳や脊髄が冒されます。そのため、主として下半身の運動麻痺や知覚障害、排尿・排便障害をしばしば生じます。脳が冒された場合は、聴力・視力障害などを生じることがあります。
症状は浮上後、それほど時間が経過しないうちに発生します。おおよそ30分以内に50%、2時間以内で95%で、6時間以上経過して発症するケースは1%程度です。
水深との関連ですが、水深10m以内ではまずありません。
予防としては、潜水時間の規制であったり浮上方法の規制が挙げられます。つまり、長時間潜ったり、速い速度で浮上したりすると罹患率が極端に上昇します。そのあたりをきちんと制限することで回避することができます。ただし、どれだけきちんと守っていても罹る場合はあります。
(海)水中では状況が時々刻々と変化します。例えば突然潮流が早くなったり、水温が低くなったり。。。そういった状況に備えてというわけではないですが、浮上速度をいつもよりゆっくりしたりすることで回避可能であったりもします。
ここで書いた内容は、あくまで僕が資格取得のために学んだ内容であって、正確な記述を保証しているわけではありません。
つまり、ここに書かれた内容を実施したことなどで被った被害に関して、僕は一切の責任を負いませんのでご承知おきください。
減圧症に罹っているかどうかの最終判断は自分でせず、医師の診断を仰ぐなどしましょう。
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